【10月23日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦を来週に控える中、新型コロナウイルスの検査で再び陽性反応を示したと、22日に国内メディアが報じた。

 UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)に出場するためポルトガル代表に合流していたロナウドは、13日の検査で陽性反応が確認され、現在は伊トリノ(Turin)の自宅で隔離している。

 伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)や同国スポーツ紙のガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)によれば、35歳のロナウドは21日の検査で陽性であることが再び明らかになったという。

 25日に予定されているセリエAのエラス・ベローナ(Hellas Verona)戦、28日に行われるチャンピオンズリーグのバルセロナ戦にロナウドが出場する可能性はまだ残されている。

 欧州サッカー連盟(UEFA)の規則では、ロナウドが最大のライバルであるリオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するバルセロナとの一戦でメンバー入りするには、試合の24時間前までに陰性反応が出ていることが条件となる。

 無症状のロナウドは、新しく丸刈りになった自身が最先端のジムで練習している動画をSNSに投稿するなど、自宅でトレーニングを続けている。

 映像の中で親指を上げるしぐさを見せたロナウドは「人生における成功の尺度は何を達成したかではない。乗り越えた壁だ」と記した。(c)AFP