【10月23日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間22日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は113万3136人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに世界で少なくとも4130万4020人の感染が確認され、少なくとも2829万4600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 21日には世界全体で新たに6509人の死亡と46万2751人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の990人。次いでインド(702人)、ブラジル(566人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに22万2220人が死亡、833万8387人が感染し、少なくとも332万3354人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万5403人、感染者数は529万8772人。以降はインド(死者11万6616人、感染者770万6946人)、メキシコ(死者8万7415人、感染者86万7559人)、英国(死者4万4158人、感染者78万9229人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの103人。次いでベルギー(91人)、スペイン(74人)、ボリビア(73人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5729人、回復者数は8万850人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が38万5650人(感染1068万8408人)、欧州が25万6298人(感染804万6430人)、米国・カナダが23万2043人(感染854万3944人)、アジアが16万2843人(感染994万7579人)、中東が5万4819人(感染236万7282人)、アフリカが4万473人(感染167万6712人)、オセアニアが1010人(感染3万3674人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP