【10月21日 AFP】フランス東部で20日、体の一部が切断された子牛の死骸が見つかった。憲兵隊が翌21日、明らかにした。これで同様の被害に遭った子牛は、ここ1週間で3頭目となった。

 現場は、ソーヌエロワール(Saone-et-Loire)県ランシー(Rancy)。牧場内で死んでいるのが見つかった子牛は、片耳と舌、そして生殖器が切断されていたという。

 同県では今月15日にも、体の一部が切断された子牛2頭の死骸が発見されている。1頭は舌と尾、もう1頭は舌が切断された上、両目がくり抜かれていた。

 フランスではここ数か月、ウマ科の動物を中心に体の一部を切り取られる類似の被害が相次いでおり、このうちの多くが死骸となって見つかっている。(c)AFP