【10月20日 AFP】20NFLは19日、第6週の試合が行われ、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)は新人のクライド・エドワーズへレア(Clyde Edwards-Helaire)がランで161ヤードを記録するなどしてバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)に26-17で勝利し、前週の今季初黒星から立ち直った。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で、敵地ビルズ・スタジアム(Bills Stadium)の観客数が1万4000人に制限される中、キャリーを26度成功したエドワーズへレアは、これが自身2度目となる1試合100ヤード以上獲得となった。

 ルイジアナ州バトンルージュ(Baton Rouge)出身のエドワーズへレアは、「こういう日は紅海のように道が開けるように見える」とコメントした。

 また、ビルズ戦で初の先発となったQBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)は、2本のタッチダウンパスを含む26本中21本のパスを成功させて225ヤードを獲得。ダニエル・ソレンセン(Daniel Sorensen)の終盤のインターセプトで勝利を決定的なものにしたチーフスは、今季の成績を5勝1敗とした。

 後に行われた試合では、QBカイラー・マレー(Kyler Murray)がクリスティアン・カーク(Christian Kirk)に80ヤードのタッチダウンパスを通すなどし、アリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)がダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)に38-10で勝利した。

 黒星を喫し今季の成績が2勝4敗になったにもかかわらず、NFC東地区では全4チームが負け越しているため、カウボーイズは首位の座をキープしている。(c)AFP