【10月19日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、CJカップ(The CJ Cup 2020)は18日、米ネバダ州ラスベガス(Las Vegas)のシャドークリーク・ゴルフコース(Shadow Creek GC、パー72)で最終日が行われ、ジェイソン・コクラック(Jason Kokrak、米国)が通算20アンダーでツアー初優勝を飾った。

 35歳のコクラックは、5番からの7ホールで6バーディーを奪うなど、新型コロナウイルスの影響で韓国から米国開催となった大会の最終日を8アンダー「64」で回り、ザンダー・シャウフェレ(Xander Schauffele、米国)に2打差をつけて優勝した。

 世界ランキング53位のコクラックは、2012年のフライズ・ドットコム・オープン(Frys.com Open 2012)、2016年のノーザントラスト・オープン(Northern Trust Open 2016)、2019年のバルスパー選手権(Valspar Championship 2019)での2位がこれまでの最高で、自身233大会目にして初優勝を果たした。 

 昨年の第83回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2019)と先月のツアー選手権(TOUR Championship 2020)で2位タイだった世界8位のシャウフェレは、ツアー通算5勝目に2打届かなかった。

 ラッセル・ヘンリー(Russell Henley、米国)とタイレル・ハットン(Tyrrell Hatton、イングランド)が、通算17アンダーで3位タイだった。

 なお、コクラックとシャウフェレと同組でラウンドする予定だったジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)は、トリプルボギースタートとなった直後に首のけがを理由にリタイアした。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は通算6アンダーで21位タイに終わった。(c)AFP