【10月18日 AFP】20-21イタリア・セリエAは17日、第4節の試合が行われ、ナポリ(SSC Napoli)はアタランタ(Atalanta)に4-1で勝利。移籍後初得点となる4点目をマークしたナイジェリア代表のヴィクター・オシムヘン(Victor Osimhen)は、母国で警察の暴力を終わらせるよう訴えた。

 本拠地でゴールを決めたオシムヘンは、手書きで「ナイジェリアでの警察の暴力に終止符を」と書かれた白のTシャツを掲げた。

 先日解体された暴力犯罪に対処する警察の特殊部隊「対強盗特殊部隊(SARS)」の数々の残虐行為にナイジェリア国民の怒りは高まり、抗議デモは国中で繰り広げられている。

 SARSの警官が男性に暴力を振るっているように見える映像がインターネット上で拡散すると、ハッシュタグ「#EndSARS」の運動がSNS上で始まった。

 21歳のオシムヘンは、出場3試合目でイタリアでの初得点を記録している。(c)AFP