【10月16日 Xinhua News】中国湖南省(Hunan)長沙市(Changsha)で11日、自動運転バスの試験運行が行われた。地元政府が明らかにした。

 試験運行は信号のある交差点5か所、バス停4か所、ラウンドアバウト1か所がある6キロのコースで行われ、バスは加減速、信号機の認識、バス停での停車を自動的に行った。

 第5世代移動通信システム(5G)を使用したこのスマートバスは、乗客が乗り降りする時間やバス停のデータをリアルタイムで提供でき、公共交通機関の輸送能力の調整や、路線の設定とバス停配置の最適化を支援する。

 このバスの自動運転プラットフォームは遠隔操作や監視の機能も備えている。中車時代電動汽車(中車電動)の自律運転技術部の朱田(Zhu Tian)部長によると、毎日のバスの走行データを処理することで、最適な路線案を作ることができるという。(c)Xinhua News/AFPBB News