【10月13日 AFP】20MLBは12日、プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)が開幕し、アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)は9回にオースティン・ライリー(Austin Riley)が勝ち越し本塁打を放つなど得点を重ね、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)を5-1で下した。

 ライリーがアーチを放って1-1の均衡を破り、最終回に一挙4点を奪ったブレーブスは、打線が投手陣の好投を補い、ポストシーズンを5連勝で勝ち上がってきたチーム同士のシリーズ初戦をものにした。

 今季のレギュラーシーズンで8本の本塁打を放ち、これがポストシーズンでの初アーチとなったライリーは「自分の初ゲームにも本塁打を打てたが、きょうの一発はこれまでで飛び抜けて一番の当たり」と話した。

 傑出した投手陣を頼りとしたブレーブスは、初回にフレディ・フリーマン(Freddie Freeman)が本塁打を放つと、9回にはライリーの一発で勝ち越し。その後ロナルド・アクーニャJr.(Ronald Acuna Jr.)が二塁打を打ち、マーセル・オズナ(Marcell Ozuna)の適時打でリードを3-1に広げブレイク・トレイネン(Blake Treinen)をマウンドから引きずり下ろすと、さらにオジー・アルビーズ(Ozzie Albies)にもアーチが生まれた。

 ブレーブスの先発マックス・フリード(Max Fried)は、6回を投げて被安打4、失点1に抑え、9奪三振を記録。1イニングを無失点で切り抜けた左腕のウィル・スミス(Will Smith)が勝ち投手となった。

 一方、ドジャースの先発マウンドに上がったウォーカー・ビューラー(Walker Buehler)は7三振を奪うも、被安打3、被本塁打1、与四球5で6回途中での降板となった。(c)AFP