【10月13日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)アバ・チベット族チャン族自治州のタンカ(仏画)画家40人余りが1年がかりで完成させた「大熊猫百図唐卡長巻(ジャイアントパンダ百図タンカ絵巻)」が11日、同省図書館で初めて公開された。

 作品は長さ172メートル、高さ2・6メートル、絵が描かれた本紙部分の長さは142メートル、高さ1・6メートルとなっている。タンカ芸術の手法を採用し、同自治州が有するチベット族とチャン族の独特な風情や美しい景色、民族衣装などの要素とジャイアントパンダを融合させ、自然と命の調和を表現した。絵巻には2019年12月時点で全世界で飼育されているジャイアントパンダ計600頭余りが描かれている。(c)Xinhua News/AFPBB News