【10月13日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は107万7849人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3757万5650人の感染が確認され、少なくとも2596万3400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 11日には世界全体で新たに4120人の死亡と29万6702人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの816人。次いで米国(460人)、ブラジル(290人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万4776人が死亡、776万3371人が感染し、少なくとも307万5077人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万488人、感染者数は509万4979人。以降はインド(死者10万9150人、感染者712万538人)、メキシコ(死者8万3781人、感染者81万7503人)、英国(死者4万2825人、感染者60万3716人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの101人。次いでベルギー(88人)、ボリビア(71人)、ブラジル(71人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5578人、回復者数は8万714人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が36万9292人(感染1011万2390人)、欧州が24万1960人(感染650万3086人)、米国・カナダが22万4388人(感染794万5141人)、アジアが15万2841人(感染920万4642人)、中東が5万289人(感染219万8577人)、アフリカが3万8085人(感染157万9352人)、オセアニアが994人(感染3万2468人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP