【10月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間11日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は107万4055人に増加した。

【あわせて読みたい】新型コロナ、マスク着用で免疫向上? 「ウイルス量減で軽症化」あるのか

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3729万7350人の感染が確認され、少なくとも2576万3900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 10日には世界全体で新たに4871人の死亡と34万3734人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの918人。次いで米国(735人)、ブラジル(559人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万4379人が死亡、771万9254人が感染し、少なくとも306万2983人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は15万198人、感染者数は508万2637人。以降はインド(死者10万8334人、感染者705万3806人)、メキシコ(死者8万3642人、感染者81万4328人)、英国(死者4万2760人、感染者59万844人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの101人。次いでベルギー(88人)、ボリビア(71人)、ブラジル(71人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5557人、回復者数は8万705人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が36万8186人(感染1006万8397人)、欧州が24万1340人(感染641万9002人)、米国・カナダが22万3985人(感染789万9280人)、アジアが15万1834人(感染912万3494人)、中東が4万9830人(感染218万3281人)、アフリカが3万7886人(感染157万1469人)、オセアニアが994人(感染3万2435人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP