【10月11日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間10日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は106万9029人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3693万4770人の感染が確認され、少なくとも2553万500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 9日には世界全体で新たに5965人の死亡と35万5634人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の938人。次いでインド(926人)、ブラジル(682人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万3795人が死亡、766万5150人が感染し、少なくとも303万9089人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万9639人、感染者数は505万5888人。以降はインド(死者10万7416人、感染者697万9423人)、メキシコ(死者8万3507人、感染者80万9751人)、英国(死者4万2679人、感染者57万5679人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの101人。次いでベルギー(88人)、ボリビア(71人)、スペイン(70人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5536人、回復者数は8万696人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が36万6702人(感染1000万3822人)、欧州が24万333人(感染629万8681人)、米国・カナダが22万3381人(感染784万2847人)、アジアが15万625人(感染903万114人)、中東が4万9370人(感染216万7341人)、アフリカが3万7627人(感染155万9574人)、オセアニアが991人(感染3万2398人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP