【10月10日 AFP】19-20NBAファイナル(7回戦制)は9日、米フロリダ州オーランド(Orlando)で第5戦が行われ、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)がトリプルダブルの活躍でけん引したマイアミ・ヒート(Miami Heat)は111-108でロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に勝利し、優勝へ望みをつないだ。

 バトラーは試合時間残り16.8秒で決勝のフリースローを沈めるなど、35得点、12リバウンド、11アシストを記録。チームも40得点をマークしたレブロン・ジェームズ(LeBron James)のパフォーマンスに耐え、王手をかけていたレイカーズの優勝決定を阻んだ。

 この日はドワイト・ハワード(Dwight Howard)と衝突し、ともにテクニカルファウルを受ける場面もあったバトラーは、「とにかく激しくプレーした」と振り返り、ヒートは1勝3敗からの逆転でNBAファイナルを制した史上2番目のチームになれると自信を示した。

「チームは思い通りのオフェンスができたし、いつものようにボールを回すことができた」「点の取り合いだったが、チームとして耐えることができたと思う」

 ヒートでは他にダンカン・ロビンソン(Duncan Robinson)が26得点、ケンドリック・ナン(Kendrick Nunn)が14得点、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)が13得点、タイラー・ヒーロー(Tyler Herro)が12得点、ジェイ・クロウダー(Jae Crowder)が11得点を稼ぎ出した。

 一方のレイカーズは、ジェームズが13リバウンド、7アシストをマーク。アンソニー・デイビス(Anthony Davis)は28得点、ケンテイビアス・コールドウェルポープ(Kentavious Caldwell-Pope)は16得点だった。

 シリーズはまだレイカーズが3勝2敗でリードしており、11日に行われる第6戦でタイトル獲得を目指す。(c)AFP