【10月10日 CGTN Japanese】文化旅遊部の8日の発表によりますと、国慶節と中秋節が重なった今年の10月1日から8日の8連休期間、全国の国内観光者数は延べ6億3700万人に達し、前年同期の79%にまで回復しました。国内観光収入は同69.9%の4665億6000万元(約7兆3566億円)に達しました。

 外食関連アプリを運営する「MEITUAN(美団)」によれば、飲食店への注文量は今年のメーデー連休より78.4ポイント増えました。うち東南アジア料理は前年同期比で42.8ポイント増、韓国料理は同36.2ポイント増、中近東料理は30ポイント増、日本料理は22.3ポイント増でした。

 オンライン旅行会社大手のシートリップ(携程)の「中秋節・国慶節連休の観光報告」にれば、国内観光のトレンドは「のんびり滞在型」でした。ホテルに5日連泊した観光者数は前月比で35ポイント増、7日連泊した観光者数は同70ポイント増だったとのことです。

 このほか、レンタカーでのドライブ旅行者数と関連消費額はいずれも過去最高で、レンタカーの予約数は前年同期より50ポイント増えました。

 専門家の分析では、今年の国慶節・中秋節大型連休には人々の観光消費への意欲が著しく高まり、観光業は経済の中で最も迅速に回復する産業になっています。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News