【10月8日 AFP】米国の大統領候補討論会委員会(CPD)は8日、共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と民主党候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領による第2回の討論会について、リモート形式で行うと発表した。

 トランプ氏は今月初めに、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性反応を示した。

 同委員会は、15日に予定されている次の討論会には、両候補がそれぞれ別の市庁舎から出席することになると述べ、この変更は「関係者全員の健康と安全を守るため」だと説明した。

 同ウイルス感染症の治療を継続中のトランプ氏は同日、討論会がリモート形式へ変更されるとの情報を受けて、出席を拒否する意向を表明。

 米FOXニュース(Fox News)に対し「バーチャル討論をするつもりはない」「受け入れられない」とコメントした。

 さらに、超党派の討論会委員会が、対立候補のバイデン氏を「保護」しようとしていると非難した。(c)AFP