【10月8日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2020)は7日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第4シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)は6-4、4-6、6-0でダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)を下し、自身2度目の四大大会(グランドスラム)制覇へあと2勝と迫った。

 21歳のケニンは10日に行われる決勝進出を懸け、過去2度のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)優勝を誇る第7シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と準決勝で対戦する。

 ケニンは38本のウイナーをたたき込み、今大会勝ち上がる中で140本のウイナーを決めていた同胞のコリンズを退けた。

 今大会4度目のフルセット勝利を挙げたケニンは「初めての準決勝は本当に特別。とってもうれしい」と語った。

 一方、3回戦で2016年大会覇者のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を下していたコリンズは、最終セットでゲームカウント0-4となったところで腹部の負傷によりコート外でのメディカルタイムアウトを必要としたが、ケニンの決意が揺らぐことはなかった。(c)AFP