【10月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は105万1149人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3589万7910人の感染が確認され、少なくとも2483万8100人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 6日には世界全体で新たに5739人の死亡と34万479人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの986人。次いでブラジル(819人)、米国(667人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに21万918人が死亡、750万1847人が感染し、少なくとも295万2390人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万7494人、感染者数は496万9141人。以降はインド(死者10万4555人、感染者675万7131人)、メキシコ(死者8万2348人、感染者79万4608人)、英国(死者4万2445人、感染者53万113人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの100人。次いでベルギー(87人)、ボリビア(70人)、スペイン(69人)、ブラジル(69人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5489人、回復者数は8万650人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が36万202人(感染979万1667人)、欧州が23万7526人(感染598万7946人)、米国・カナダが22万444人(感染767万2719人)、アジアが14万6871人(感染876万2262人)、中東が4万8234人(感染211万7212人)、アフリカが3万6884人(感染153万3959人)、オセアニアが988人(感染3万2154人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP