【10月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2020)は6日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は、19歳のヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)を7-6(7-4)、6-4、6-1で下し、自身13度目となる準決勝進出を決めた。

 大会通算100試合目で98勝目を挙げた12度の優勝を誇るナダルは、気温が12度にまで下がった翌7日の午前1時30分頃まで試合を行うのは「危険」だと主張した。

 ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に並ぶ四大大会(グランドスラム)最多20勝目に近づいているナダルは、通算戦績で9勝1敗と勝ち越している第12シードのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)と準決勝で対戦する。

 しかし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)によって開幕が4か月遅れた全仏オープンの冷涼な秋気よりも、スペイン・マヨルカ(Mallorca)島の明るい日差しに慣れているナダルは、メインコートであるフィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)に5試合を組み込んだ主催者に不満を抱いていた。

 同大会史上、最も遅い時間に終了した一戦の後、ナダルは「サッカー選手がこういった環境でプレーしているのは知っているが、彼らは常に動いている」とコメントした。

「僕らテニス選手はプレーを止めては再開し、チェンジエンドだってある。こういった非常に厳しいコンディションだと、体には少し危険だと思う」

 ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)がシュワルツマンに敗れた準々決勝が5時間に及び、その後フィリップ・シャトリエでは女子シングルスの準々決勝1試合も行われたため、ナダルとシナーがコートに入ったのは午後10時30分になってからだった。

 試合後の記者会見を午前2時10分に終えたナダルは、「なぜシャトリエで5試合が組まれたのか分からない。危険だ」と述べた。(c)AFP/Dave JAMES