【10月7日 AFP】(更新)米軍制服組トップのマーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長が、新型コロナウイルスに感染した沿岸警備隊幹部と接触したことから、自主隔離に入った。軍関係者が6日、明らかにした。ミリー氏の検査結果は陰性だったとされる。

 米国防総省は、沿岸警備隊のチャールズ・レイ(Charles Ray)大将の感染が5日に判明したと発表。先週開かれた複数の会議で同大将と同席していた米軍幹部数人が自主隔離に入ったことを明らかにした。匿名で取材に応じた軍関係者によると、ミリー氏を含む幹部らは「全員が検査で陰性となった」という。

 国防総省は「慎重を期し、これらの会議で濃厚接触した可能性のある人は全員、自主隔離に入り、今朝検査を受けた」と説明。「国防総省の接触者で症状を示している人はおらず、現時点では新たな陽性結果は出ていない」とし、米軍の即応性や作戦実行能力に影響はないと強調した。(c)AFP