【10月3日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間3日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は102万9593人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3468万3300人の感染が確認され、少なくとも2392万3600人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 2日には世界全体で新たに5616人の死亡と32万3984人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1069人。次いで米国(834人)、ブラジル(708人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに20万8731人が死亡、733万4054人が感染し、少なくとも287万3369人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は14万5388人、感染者数は488万523人。以降はインド(死者10万842人、感染者647万3544人)、メキシコ(死者7万8492人、感染者75万3090人)、英国(死者4万2268人、感染者46万7146人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの99人。次いでベルギー(87人)、ボリビア(69人)、スペイン(69人)、ブラジル(68人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5434人、回復者数は8万611人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が35万1154人(感染954万3506人)、欧州が23万4543人(感染565万6421人)、米国・カナダが21万8133人(感染749万6374人)、アジアが14万2146人(感染842万3046人)、中東が4万6410人(感染203万3099人)、アフリカが3万6229人(感染149万8985人)、オセアニアが978人(感染3万1874人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP