【10月1日 AFP】アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)で続いている激しい軍事衝突について、ロシア、米国、フランスの大統領は1日、停戦を呼び掛けるとともに、対話に直ちに応じるよう求めた。

 エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)ロシア大統領、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の3首脳は、仏大統領府が公開した声明で「軍事勢力間の戦闘行為を即時に停止する」よう呼び掛けた。

 さらに「アルメニアとアゼルバイジャンの指導者らに対し、実質的な交渉の再開に直ちに応じるよう求める」としている。

 3か国は1990年代以降、ナゴルノカラバフをめぐる紛争解決を目指す欧州安保協力機構(OSCE)ミンスクグループ(Minsk Group)の共同議長を務めている。(c)AFP