【9月29日 AFP】サッカー・アラブ首長国連邦(UAE)1部リーグのアル・ナスル(Al Nasr)は27日、中国スーパーリーグ(1部)の広州富力(Guangzhou R&F)からMFディアー・サバ(Diaa Saba)を獲得したと発表した。UAEとイスラエルは約2週間前に国交を正常化したばかりで、サバは同国でプレーする初のイスラエル人選手となった。

 アラブ系イスラエル人であるサバの契約期間は2年間で、移籍金は250万ユーロ(約3億4000万円)以上だったと報じられている。

 アル・ナスルはツイッター(Twitter)に、サバが背番号9のユニホームを着用し、アル・マクトゥーム・スタジアム(Al Maktoum Stadium)でドリブルとシュートをしている映像を投稿した。

 ドバイ(Dubai)を首長国の一つとするUAEは15日、米国の仲介によってイスラエルとの国交正常化協定に署名。イスラエルが湾岸地域の国と国交を樹立するのはこれが初めてとなる。

 パレスチナにルーツを持ち、イスラエル北部で生まれたサバは国内クラブのユースからトップチームに昇格すると、2012年にイスラエル1部のマッカビ・テルアビブFC(Maccabi Tel-Aviv)に移籍。同国のさまざまなチームを渡り歩いた後、2014年にはマッカビ・ネタニヤFC(Maccabi Netanya FC)に活躍の場を移し、同チームで数シーズンにわたりプレーした。また、イスラエル代表としても10試合に出場している。(c)AFP