【9月25日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2020)、女子シングルスのドローが24日に発表され、2018年大会王者で今大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は世界ランキング70位のサラ・ソリベストルモ(Sara Sorribes Tormo、スペイン)と1回戦で対戦することが決まった。

 3度の大会制覇を誇り、今年は四大大会(グランドスラム)歴代最多タイの通算24勝目を再び目指すセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は、先日の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)1回戦で勝利した同胞のクリスティ・アーン(Kristie Ahn)と再び初戦で顔を合わせる。

 大会開幕前日の26日に39歳の誕生日を迎えるセレーナは、全米オープン準決勝で苦杯をなめた長年のライバル、ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)と4回戦で激突する可能性がある。

 仮にシード勢が順当に勝ち上がれば、準々決勝ではハレプがキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)と、セレーナがエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と、アリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)が全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)覇者のソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)と、カロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)がペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦する組み合わせとなっている。

 女子シングルスでは、前回覇者で世界ランク1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)による懸念、全米女王の大坂なおみ(Naomi Osaka)が太もものけがを理由に欠場する。

 この日は全米オープンも欠場したベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)が、右腕のけがで大会を棄権することを発表しており、これで今回の全仏オープンに出場しない女子の世界トップ10は、バーティと大坂、そしてビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)に続き4人となった。(c)AFP/Dave JAMES