【9月24日 AFP】(写真追加)19-20NBAは23日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、マイアミ・ヒート(Miami Heat)は新鋭タイラー・ヒーロー(Tyler Herro)がキャリアハイとなる37得点を挙げるなどし、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)に112-109で勝利。戦績を3勝1敗とし、NBAファイナル進出に王手をかけた。

 米フロリダ州オーランド(Orlando)のバブル環境で行われた一戦で、ヒートは20歳の新人ヒーローが3ポイントシュートを10本中5本成功させ、ジミー・バトラー(Jimmy Butler)も24得点をマークした。

 ヒーローは試合後、「良い勝利だ。3勝1敗にできて気分は良いが、まだやらなければならないことは多い」「第4戦に向けてしっかりと準備してきた中で、きっちりと仕事ができた」とコメント。プレーオフ1試合で37得点は、20歳以下の選手としてはマジック・ジョンソン(Magic Johnson)氏がマークした42得点に次ぎ歴代2番目の数字となった。

 さらにゴラン・ドラギッチ(Goran Dragic)が22得点、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)が20得点12リバウンドを記録するなどしたヒートは、今ポストシーズン2敗目となった第3戦での黒星からしっかりと立て直した。NBAファイナル進出が懸かる第5戦は、25日に行われる。

 一方、トロント・ラプターズ(Toronto Raptors)と対戦したカンファレンス準決勝の第1戦、第2戦以来となる連勝を目指していたセルティックスでは、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が後半だけでチーム最多となる28得点を挙げたほか、ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が21得点をマーク。

 また、ケンバ・ウォーカー(Kemba Walker)が20得点、ゴードン・ヘイワード(Gordon Hayward)が14得点、マーカス・スマート(Marcus Smart)が10得点11アシストを記録した。(c)AFP