【9月20日 AFP】19-20NBAは19日、プレーオフのイースタンカンファレンス決勝(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)が117-106でマイアミ・ヒート(Miami Heat)に勝利し、戦績を1勝2敗とした。

 ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が26得点、ジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が25得点14リバウンドを記録したセルティックスは終始ヒートをリードし、いまだ逆転突破を果たしたチームがいない0勝3敗の状況に陥ることを回避した。

 17日の第2戦で17点あったリードをふいにし、2戦連続で2桁の点差から逆転負けを喫したセルティックスは、試合後のロッカールームで選手同士の口論があったと伝えられたが、この日は一丸となって目的意識を示し、終盤にヒートの反撃を受ける中でも落ち着きを保ち続けた。

 セルティックスは第4クオーターで20点のリードがありながらも、試合時間残り1分を切って5点差まで詰め寄られたが、最後はマーカス・スマート(Marcus Smart)が立て続けにクラッチフリースローを決め、勝利をつかんだ。結局スマートはこの日、フリースローを10本すべて成功させた。

 またセルティックスは、ゴードン・ヘイワード(Gordon Hayward)が1か月以上ぶりにけがから復帰したことも弾みとなった。ベンチから出場して約30分プレーし、6得点5リバウンド4アシストをマークしたヘイワードは「最初の5分間はわけが分からなかった」とコメント。フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)との1回戦で捻挫した足首に違和感があったとも明かしている。

 セルティックスはこの後、23日に行われる第4戦でシリーズを振り出しに戻すことを目指す。(c)AFP