【9月20日 AFP】20-21イングランド・プレミアリーグは19日、第2節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はクリスタルパレス(Crystal Palace)に1-3で敗れ、本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)で黒星スタートとなった。アーセナル(Arsenal)は途中出場のエディ・エンケティア(Eddie Nketiah)の決勝点でウェストハム(West Ham)に2-1で勝利し、開幕2連勝を飾った。

 オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)監督が率いるユナイテッドは、昨季ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)で準決勝まで進んだため、開幕節では休養を与えられて今節がリーグ初戦となった。

 しかし本調子からは程遠かったユナイテッドは、7分にアンドロス・タウンゼンド(Andros Townsend)に先制点を許すと、かつてオールド・トラフォードでプレーしたウィルフレッド・ザハ(Wilfried Zaha)に2点を許した。

 ユナイテッドは80分、今夏唯一の新戦力であるMFドニー・ファン・デ・ベーク(Donny van de Beek)が途中出場から移籍後初得点をマークしたが及ばなかった。

 アーセナルは内容は良くなかったものの2連勝を飾り、トップ4フィニッシュを争うことになるユナイテッドとの勝ち点差を6とした。

 アーセナルは25分、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のクロスにアレクサンドレ・ラカゼット(Alexandre Lacazette)が頭で合わせて先制したが、ホームでの開幕戦でニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に0-2で敗れて批判を浴びたウェストハムに押される展開となった。

 前半終了間際にミカイル・アントニオ(Michail Antonio)の得点で追いついたウェストハムは、さらにアントニオがゴールに迫ったが、ヘディングシュートはバーにはじかれて勝ち越しのチャンスを逃した。

 するとアーセナルは85分、オフサイドトラップを破ったダニ・セバージョス(Dani Ceballos)がエンケティアの決勝点をお膳立てし、勝ち点3を手にした。

 ドラマチックな試合が多かったこの日は、リーズ・ユナイテッド(Leeds United)がフラム(Fulham)との打ち合いを4-3で制し、プレミアリーグでは2004年以来となる白星を挙げた。

 また、エバートン(Everton)はドミニク・キャルバート・ルーウィン(Dominic Calvert-Lewin)がハットトリックを記録した他、ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)にもプレミア初ゴールが生まれ、退場者を出したウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)を5-2で下し首位に立った。(c)AFP/Kieran CANNING