【9月17日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2020)は16日、男子シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は1-6、7-6(11-9)、2-6で世界ランキング81位の19歳ヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)に敗れ、初戦敗退となった。

 世界ランク6位のチチパスは1-6、2-5から4ゲームを連取して反撃すると、2本のマッチポイントをしのいでタイブレークも制したが、21歳以下のトップ選手8人が出場した昨季のネクストジェネレーション・ATPファイナルズ(2019 Next Gen ATP Finals)で優勝した地元期待のシナーが最終セットの主導権を握り、2時間13分で番狂わせを起こした。

 チチパスにストレートで敗れた昨年大会のリベンジを果たし、3回戦へと駒を進めたシナーは次戦、同日の試合で西岡良仁(Yoshihito Nishioka)に6-1、6-0で完勝した第15シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)と準々決勝進出を懸けて激突する。

 その他の試合では、第6シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)も2-6、2-6でマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)に敗れ、初戦で大会から姿を消した。第4シードのマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini、イタリア)は7-5、6-1でフェデリコ・コリア(Federico Coria、アルゼンチン)を退けた。(c)AFP