【9月16日 AFP】19-20NBAは15日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)は104-89でロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)を下して対戦成績を4勝3敗とし、11シーズンぶりとなるウエスタンカンファレンス決勝進出を決めた。

 ジャマール・マレー(Jamal Murray)がゲームハイの40得点を挙げたナゲッツは、NBA史上初めて同一ポストシーズンで1勝3敗から2度の巻き返しに成功したチームとなった。

 ナゲッツではニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)が第3クオーターまでにトリプルダブルを達成し、最終的に16得点、13アシスト、22リバウンドを記録している。

 クリッパーズではカワイ・レナード(Kawhi Leonard)が14得点、ポール・ジョージ(Paul George)が10得点に終わった。レナードはフィールドゴールが22本中6本、ジョージは16本中4本の成功にとどまった。

 マレーとヨキッチのコンビを中心に、今季ポストシーズンでここまででは最大の番狂わせを成し遂げているナゲッツは、18日に始まるカンファレンス決勝で、再び格下としてレブロン・ジェームズ(LeBron James)率いるロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)と対戦する。

 一方、イースタンカンファレンスでは決勝の初戦が行われ、オーバータイムの末にマイアミ・ヒート(Miami Heat)が117-114でボストン・セルティックス(Boston Celtics)を下した。

 ヒートは116-114で迎えたオーバータイム残り数秒の場面で、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)がセルティックスのジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)のダンクをここぞとばかりのブロックでストップ。直後には自らこの試合最後の得点となるフリースローを沈めた。

 ゲームハイの30得点を決めたテイタムは、ブザーとともにスリーポイントシュートを放ったがこれも失敗に終わった。第2戦は17日に行われる。(c)AFP