【9月16日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間15日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は92万9391人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2932万9390人の感染が確認され、少なくとも1953万6900人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 14日には世界全体で新たに4433人の死亡と26万9352人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1054人。次いで米国(410人)、ブラジル(381人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万4545人が死亡、655万5243人が感染し、少なくとも247万4570人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万2006人、感染者数は434万5610人。以降はインド(死者8万776人、感染者493万236人)、メキシコ(死者7万1049人、感染者67万1716人)、英国(死者4万1637人、感染者37万1125人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの93人。次いでベルギー(86人)、スペイン(64人)、ボリビア(63人)、チリ(63人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5202人、回復者数は8万426人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が31万2071人(感染833万243人)、欧州が22万2016人(感染456万434人)、米国・カナダが20万3756人(感染669万2491人)、アジアが11万7436人(感染664万8236人)、中東が4万443人(感染170万5035人)、アフリカが3万2793人(感染136万2280人)、オセアニアが876人(感染3万671人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP