【9月16日 CGTN Japanese】中国の求人サイト「智聯招聘(Zhaopin)」が14日に発表した「2020年秋季大卒者就職報告書」によりますと、2019年の大卒者の出身大学と平均月給は深く関連しており、出身大学別に見た平均月給の上位50位のほとんどを一流大学が占めていることが明らかになっています。

 そのうち、清華大学(Tsinghua University)の卒業生は平均月給1万7682元(約27万5000円)でトップでした。その次は北京大学(Peking University)1万5365元(約23万9000円)、上海交通大学(Shanghai Jiao Tong University)1万1199元(約17万4000円)、浙江大学(Zhejiang University)1万1137元(約17万3000円)となっています。この4校の卒業生の平均月給は1万元を超えており、北京大学以外の3校はいずれも理工系の名門校です。

 また、全国の平均水準から見ると、工学専攻の卒業生は平均月給が高く、そのうちトップとなったのは機械工学の6851元(約10万6000円)です。報告書によりますと、「現在、機械技術は機械産業だけでなく、各業界で欠かせないイノベーションの駆動力となっている。インターネットや新インフラ整備などの新興分野の発展に伴い、コア技術の開発能力を高めるのに必要な機械工学人材の収入も増した」ということです。

 このほか、経営管理は6370元(約9万9000円)、心理学は6156元(約9万5000円)、メディア学は5918元(約9万2000円)で、それぞれの分野における「高収入の代表」となりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News