【9月15日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2020-21)は14日、1回戦が各地で行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は3部のデュイスブルク(MSV Duisburg)に5-0で大勝。この試合では新加入した17歳のジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)が初ゴールを挙げ、自身のデビューを祝った。

 イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部)のバーミンガム・シティ(Birmingham City)から7月に加入したベリンガムは、試合開始からわずか30分で初得点をマーク。ジェイドン・サンチョ(Jadon Sancho)のPKで先制していたドルトムントはリードを2点に広げた。

 アウェーのドルトムントはその後、トルガン・アザール(Thorgan Hazard)の直接FKでスコアを3-0にすると、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)を倒した相手DFが退場になり、数的優位となった。

 U-21イングランド代表に飛び級で選ばれているベリンガムをハーフタイムで下げたドルトムントは、同じく10代のジョバンニ・レイナ(Giovanni Reyna)がまたもFKから4点目を奪うと、60分前には2月の負傷後これが復帰戦となったキャプテンのマルコ・ロイス(Marco Reus)が出場からわずか数秒でネットを揺らした。

 昨シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)を制した前年王者バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、他のチームよりも長い休暇が与えられているため、5部FCデューレン(1. FC Duren)との1回戦が10月中旬に予定されている。

 シャルケ04(Schalke04)は対戦相手の4部クラブ、1.FCシュヴァインフルト05(1. FC Schweinfurt 05)がドイツカップに出場するべきでないと裁判所が裁定を下したため、試合が延期となった。(c)AFP