【9月13日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、ANAインスピレーション(ANA Inspiration 2020)は12日、米カリフォルニア州ランチョミラージュ(Rancho Mirage)のミッションヒルズCC(Mission Hills Country Club、パー72)で3日目が行われ、ブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson、カナダ)が7アンダー「65」を記録し、ネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)と通算12アンダーの首位で並んだ。

 二人はキャサリン・カーク(Katherine Kirk、オーストラリア)、李美林(Lee Mi-Rim、イ・ミリム、韓国)、レクシー・トンプソン(Alexis “Lexi” Thompson、米国)を2打差の3位タイに抑えている。

 10日に23歳の誕生日を迎えたヘンダーソンは、2日目を終え首位だったコルダから6打差でスタートしたが、2番でイーグルを奪って序盤から勢いに乗ると、4番、6番、7番、9番でもバーディーを取り、6ストローク伸ばして前半を折り返し。11番のバーディーで単独首位に立つと、13番ではボギーをたたいたが、16番では難しい下りのバーディーパットを決めて取り戻した。

 一方、初のメジャー優勝を狙う世界3位のコルダは初日から首位をキープしていたが、この日は5番のボギーで失速すると、パー4の6番ではラフからのアプローチショットが池に捕まりダブルボギー。それでも11番、12番、15番でバーディーを奪い返し、1アンダー「71」でホールアウトした。

 日本勢では畑岡奈紗(Nasa Hataoka)と渋野日向子(Hinako Shibuno)が5アンダー「67」をマークし、それぞれ通算6アンダーの14位タイと同4アンダーの21タイに浮上。河本結(Yui Kawamoto)は一つスコアを落とし、同2オーバーの58位タイとなっている。(c)AFP