【9月13日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は12日、今プレシーズン初となる親善試合を行い、先発出場したリオネル・メッシ(Lionel Messi)が45分間プレーした。

 ロナルド・クーマン(Ronald Koeman)新監督は、3部ヒムナスティク(Gimnastic)との一戦で、ためらいを見せることなく復帰したメッシを起用。バルセロナは、前半にウスマン・デンベレ(Ousmane Dembele)のゴールで先制すると、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)、そしてドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)でのレンタル移籍を終えたフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)がそれぞれPKを決め、3-1で試合を制した。

 バルセロナはこの試合を前に、メッシが今シーズンも主将を務めることを発表しており、同選手はこの一戦でキャプテンマークを腕に巻いた。今月末のリーグ開幕戦に向け、クラブもメッシも、少なくとも現時点では一致団結して臨んでいきたいと考えているようだ。

 メッシは、前後半で二つの異なるイレブンを起用するというクーマン監督の計画の中、ハーフタイムまでプレー。グリーズマンと9か月前にハムストリングを断裂して以降では初出場となったデンベレとともに、この3人が前線で組むファーストチョイスになるとみられる。

 欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)への出場により、休暇期間の延長が認められたバルセロナは、この日開幕を迎えたスペイン1部リーグの第3節にあたるビジャレアル(Villarreal CF)戦がチームにとっての初戦となる。(c)AFP/Thomas ALLNUTT