■固定観念に挑む

 インターネット上で公開投稿をすると非難を受けることも多い。だが、このグループでは会員を温かく迎え入れ、悩みだけではなく成功体験もシェアするよう促している。

 しかし、多様な話題がやりとりされていることで批判を受けることもある。アーメドさんは離婚を勧めたと言われたり、振る舞いが「乱暴」だと非難されたりしている。逆にさらに先進的なグループからは、保守的な見解を広めているとたたかれたこともある。

 アーメドさんの活動は、ほぼ「すべての方向」から批判されている。会員の中には、女性嫌悪的な考えを自らの内面に取り込んでしまっている女性もいる。しかし自分の目的は「特定の狭い範囲で役立つ」だけではなく、固定観念を崩し、常識を覆すことだという。

 アーメドさんは最近、ツイッター(Twitter)への投稿で「皆の意識がすでに十分高ければ、こうしたスペースは必要ないはず。運営は苦労が多いし、いら立たしいこともあるし、自分のパワーすべてが絞りとられていく」「でも、誰かの考えが変わったり、成功したりした話を知るたびに満足感がある!」と述べた。

「女性には自分自身であってほしい。恥じずに、自分の考えを声に出してほしい。ただそれを伝えたいのです」とアーメドさんは語った。(c)AFP/By Kaneez Fatima