【9月11日 AFP】イングランド・プレミアリーグに昇格したリーズ・ユナイテッド(Leeds United)のマルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督は10日、新シーズンもチームを率いることを明言した。その一方で、新契約が遅れたことについては取り立てて語らなかった。

 7月、ビエルサ監督の下で17季ぶりにプレミアリーグ昇格を果たしたリーズは、指揮官との契約延長は間近だと述べていたが、正式な合意は発表されていない。

 王者リバプール(Liverpool FC)との開幕戦を12日に控え、交渉の遅れに対してファンの不安も強まっていた中で、ビエルサ監督は「今季もリーズを率いる」「すべて解決した。新シーズンもこのチームに残ることは確かだ」とコメントした。

 また、新しい通訳を介してオンラインでの取材に応じたビエルサ監督は、「あらゆる交渉と同じように、実際にまとまるまでは何も決定ではない」と話すにとどめ、契約交渉が長期化した理由について詳細を明かすことはしなかった。

 アウェーで行われるリバプールとの試合に関しては、特別な一戦になるとした上で、「満員でないアンフィールド(Anfield)はアンフィールドでない」と続けた。

「相手は世界でも屈指のチーム。素晴らしい組織力と優れた選手を兼ね備えている」

「われわれの選手がプレミアリーグにどれだけ適応できるかを予想するのは難しい。それに向けて準備しているが、ピッチ上で証明する必要がある」 (c)AFP