【9月9日 AFP】米国務省は8日、中国が外国人記者に新たな制約を課すと警告したことを受けて、中国は自由な報道を恐れていると非難した。

 米国務省のモーガン・オータガス(Morgan Ortagus)報道官は、中国外務省が「中国で活動する外国人ジャーナリストのアクセスをさらに制限することを計画していると通達してきた」とツイッター(Twitter)で明らかにし、「この計画は、すでにオープンで独立した報道が死につつある中国の報道環境をさらに悪化させる」と投稿。「なぜ中国共産党は独立した調査報道を恐れるのだろう?」と疑問を投げかけた。

 中国は8日、国内で活動する外国人記者は「法律に従う」義務があると表明した。その前日の7日、オーストラリアのジャーナリスト2人が中国当局に拘束されることを回避するため、豪外交当局の保護のもと中国から出国し帰国の途についていた。(c)AFP