【9月5日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2020)プレーオフ最終戦、ツアー選手権(TOUR Championship 2020)は4日、米ジョージア州アトランタ(Atlanta)のイーストレークGC(East Lake Golf Club、パー70)で初日が行われ、ポイントランク2位のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)が5アンダー「65」を記録し、通算13アンダーで同1位のダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)と首位で並んだ。

 30人が出場する賞金1500万ドル(約16億円)の今大会では、ランキング順にストローク差をつけて各選手はスタートし、トップの10アンダーから発進したジョンソンは「67」をマーク。8アンダーから出たラームは、14ホール中3ホールでしかフェアウエーをとらえられなかったが、それでも18ホール中14回パーオンに成功し、初日を終えてジョンソンと並んだ。

 7アンダーからスタートした2017年のプレーオフ王者ジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)は、出だしの4ホールで三つのバーディーを奪うなどして「66」をマーク。通算11アンダーの単独3位とし、この日「64」で優勝争いに食い込んできた4位ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)に2打差をつけた。

 ラームは「最初の6、7ホールをなんとかしのぎ、バックナインで仕掛けた。非常に安定したラウンドをプレーできた」とコメント。ジョンソンは「プレー内容には満足している」「まずまずのスコアだ。この調子を続け、チャンスをつなげていきたい」と話した。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)はイーブンパー「70」で通算4アンダーの14位タイとなっている。(c)AFP