【9月5日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は4日、2019-20シーズンの最優秀シックスマン賞を発表し、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)のビッグマン、モントレズ・ハレル(Montrezl Harrell)が選出された。

 昨季は同賞3位だったハレルは、世界のスポーツ記者と放送関係者の計100人による投票で58人から1位票を獲得し、合計397ポイントを稼いで初受賞を果たした。

 オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のデニス・シュローダー(Dennis Schroder)が35人から1位票を獲得して合計328ポイントの2位、ハレルのチームメートでこれまで3度同賞に選出されているルー・ウィリアムズ(Lou Williams)が、7人の1位票を得て合計127ポイントの3位となった。

 シックスマン賞の資格が与えられるのは先発よりベンチスタートの試合が多かった選手で、選考の対象期間は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)で中断されたレギュラーシーズン最後の3月11日までとなっている。

 シーズン再開後に米フロリダ州オーランド(Orlando)の隔離環境下で行われたプレーオフシード順位決定シリーズの成績は、今回の投票ではカウントされなかった。

 ハレルはシーズン開幕から3月11日まで計63試合に出場し、1試合平均27.8分間プレーして平均18.6得点、7.1リバウンド、1.14ブロックを記録。先発したのは2試合のみとなっている。

 ベンチスタートの試合では、1試合平均18.4得点でリーグ2位、7リバウンドで同5位の成績を挙げたほか、ダブルダブルの数ではリーグトップの11回を記録。さらに、1試合30得点以上が4回(うち34得点が2回)、25得点以上も10回に上った。(c)AFP