【9月1日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)で準優勝を収めたパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は31日、所属選手2人が新型コロナウイルスの症状を示していると明らかにした。

 フランス・リーグ1覇者のPSGは、具体的な名前は明らかにせず、「PSGの選手2人が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した疑いがある。彼らは至って元気にしている。すでに適切な衛生プロトコルに従っている」と公表した。

 クラブ関係者はAFPの取材に対して、PSGがこの2選手の検査結果を待っているところだと説明している。

 一方、仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)は、この2選手はともにアルゼンチン出身のアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)とレアンドロ・パレデス(Leandro Paredes)とみられており、両者はスペイン・イビサ(Ibiza)島で一緒に休暇を過ごしていたと伝えた。

 PSGはリーグ連覇を目指し、9月10日のランス(RC Lens)戦で今季初戦を迎える。リーグ規則では、新型コロナウイルスの検査で4人以上の選手が陽性となったクラブは、トレーニングを中止することが義務付けられており、試合が延期される可能性もある。(c)AFP