【9月1日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)は31日、トルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)を退団していた日本代表DF長友佑都(Yuto Nagatomo)をフリートランスファーで獲得したと発表した。

 マルセイユにとって今夏3人目の補強となった長友は、DFジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)の控え選手として加わった。

 公式サイトに「長友はオランピアン(マルセイユの選手)」と記したマルセイユは、SNSに映像を投稿。その中に描かれたトレーディングカード風のイラストには、「荒武者」「雷のようなスピード」が長友の長所として掲載されていた。

 マルセイユを率いるアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督は前日、メディカルチェックを終えれば長友は正式契約するだろうと示唆しており、「彼はキャプテンを務めた経験もある。控室のリーダーでもあり、数か国語を話す」と話していた。

 イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)で2011年から18年まで7年間プレーした長友は、日本代表としても122試合に出場。2011年の第15回アジアカップ(2011 AFC Asian Cup)では優勝を果たし、3度W杯(World Cup)に出場している。

 マルセイユに所属した日本人選手は、2005年から06年にプレーした中田浩二(Koji Nakata)氏と2016年に加入した酒井宏樹(Hiroki Sakai)に続いて長友が3人目となる。(c)AFP