【9月1日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は31日、FWズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)との契約を1年延長したと発表した。

 今年1月にミランに再加入し、10月には39歳を迎えるイブラヒモビッチは、2021年6月までチームに残ることになった。

 イタリアメディアによれば、イブラヒモビッチは年俸700万ユーロ(約8億8000万円)の契約に合意したという。

 昨季、公式戦20試合に出場して11得点を挙げるなど、不本意な形で前半戦を終えたミランの立て直しに手を貸したイブラヒモビッチは、チームのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2020-21)出場権獲得に貢献した。

 イブラヒモビッチは前週末、「クラブを本来いるべき場所に戻すための手助けをしたい」とコメントしていた。

 映像の中でイブラヒモビッチは「俺たちは半年にわたって見事なことをやってのけたが、何も勝ち取っていない。これからも続けていく必要があり、同じことをしなければならない」と述べた。

 新契約を結ぶと広く予想されていたイブラヒモビッチは、昨シーズン背番号21をつけていたが、新シーズンは11番が与えられることになった。

 12試合無敗で昨季のリーグ戦を締めくくったミランは6位でのフィニッシュとなったが、2013-14シーズン以来となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場はかなわなかった。(c)AFP