プリスコバらシード勢、「不気味」な雰囲気はねのけ全米2回戦へ
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【9月1日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)は31日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第1シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は6-4、6-0でアンヘリナ・カリニナ(Anhelina Kalinina、ウクライナ)を下し、2回戦に進出した。
世界ランク3位のプリスコバは、同1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と同2位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が出場を見合わせたことで今大会のトップシードとしてプレーしている中、第1セットでは4-1と優勢に試合を進めながらも4-4とされるなどしたが、1時間3分で相手を一蹴した。
前哨戦のウェスタン&サザンオープン(Western & Southern Open 2020)でまさかの初戦敗退を喫したプリスコバは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で観客の出入りが禁止され、不気味なほど静まりかえったスタンドの前でプレーすることには慣れてきたといい、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)での試合後には、「前週の試合よりも良い感触があった」とコメントした。
「センターコートは、とにかくプレーするには良い場所。つまり、観客がいなくても、気分が少し高揚した」「それに、このコートでは何度も練習してきたから、かなり慣れてきたと感じた」
2016年にフラッシング・メドウズ(Flushing Meadows、全米オープン)でファイナリストとなっている28歳のプリスコバは、2回戦でキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)と対戦することが決まった。
一方、プリスコバの同胞で第6シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)も6-3、6-2でイリーナ・カメリア・ベグ(Irina-Camelia Begu、ルーマニア)に快勝し、2回戦に駒を進めた。
通算2度のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)制覇を誇りながらも、全米オープンでは準々決勝を突破したことがない30歳のクビトバは、誰もいない観客席や、選手たちにニューヨークの市内観光を禁じている大会規則に適応しているところだと語った。
「これまでと違うのは確か」「新しい物事に慣れる前に数試合できたのは良かった」「バブル(隔離環境)の中にいることに慣れる必要があった。セントラルパーク(Central Park)で座ったり、外に出てコーヒーを飲んだり、いつもの過ごし方とは全く違っている」「いきなり、そういう選択肢がなくなった」
その他の試合では、2016年大会覇者で第17シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が、アイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic、オーストラリア)を6-4、6-4で下し、勝ち上がりを決めた。(c)AFP