【8月31日 AFP】男子テニスのアンディ・マレー(Andy Murray)が、キャリア続行も危ぶまれた股関節のけがから復帰して臨む全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)について、3年ぶりに四大大会(グランドスラム)で本来の自分を見せられると話した。

 33歳になる元世界ランキング1位のマレーは、グランドスラムで痛みなくプレーできたのは2017年の全仏オープン(French Open 2017)が最後だと明かした。

「ここへ戻ってくるまでは長い道のりだった」「実際、自分がどうなるかとか、股関節の状態がどうなりそうかといったことを心配せず、グランドスラムを戦えそうな気がしている。最後にそれができたのは2017年の全仏だ」「かなり前の話で、それからも何度かグランドスラムには出たが、コートで本当の自分は見せられなかった」

 2012年に全米オープンを制しているマレーは、2年ぶりのフラッシング・メドウズ(Flushing Meadows)に「興奮している」と話している。

「肉体的には調子が良いし、そのことが本当にうれしい。練習や適切な準備ができているから、コートでの時間を楽しみたい」

 1日の大会初戦でマレーは、西岡良仁(Yoshihito Nishioka)と対戦する。(c)AFP