【8月31日 AFP】ドイツ誌キッカー(Kicker)は30日、同国サッカー・ブンデスリーガ1部の年間最優秀選手にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のFWロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)を選出した。

 32歳のレワンドフスキは、ジャーナリストによる投票で276票を獲得。3冠を達成した同じバイエルンに所属するFWトーマス・ミュラー(Thomas Muller、54票)とDFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich、49票)に大差をつけての受賞となった。

 レワンドフスキは同誌に「とても誇りに思う」「期待はどんどん高まっているし、毎年それを超えようとしている」とコメントした。

 リーグ戦で34得点、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)で15得点、ドイツカップ(German Cup 2019-20)で6得点を挙げたレワンドフスキは、今季出場した全ての大会で得点王に輝いた。

 バイエルンの公式戦で55ゴールをたたき出したレワンドフスキは、国際サッカー連盟(FIFA)が選出する年間最優秀選手の候補にもなっている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が続く中、FIFAは今年も同賞の授与を行いたいと述べていたが、表彰式の日程については未定となっている。

 昨季の欧州王者であるイングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)を率いるユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督を抑え、年間最優秀ドイツ人監督に選ばれたバイエルンのハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は「彼よりもFIFAの年間最優秀選手にふさわしいプレーヤーは思い浮かばない」と話した。(c)AFP