有罪判決のマグワイアから謝罪なし、相手弁護士「被害者は待っている」
発信地:マンチェスター/英国
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【8月27日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)の主将ハリー・マグワイア(Harry Maguire)被告から暴行を受けたとされるギリシャの警官2人の担当弁護士が26日、同選手側からこれまで謝罪がないことは「衝撃」だとコメントした。
マグワイア被告は25日、ギリシャの裁判所から警官への暴行や贈賄未遂などの罪で有罪判決を受け、執行猶予付き21月10日の禁錮刑を科された。
弁護士のイオアニス・パラディシス(Ioannis Paradissis)氏は、謝罪があった場合、ギリシャの法律上ではいかなる上訴の過程にも大きな違いをもたらすとしたが、これまでにその申し出がないという。
同弁護士は英BBCに対し、「(警官2人は)まだどのような形の謝罪も受けておらず、今でもそれを待っていると話している」とコメント。「本当にショッキングだし、まったくスポーツ選手らしくない。間違いを犯したときには謝罪するか、少なくとも何かがあった相手にごめんと言うのがフェアプレーではないのか」
ユナイテッドは同日、マグワイア被告の法務チームが有罪判決に対しギリシャの裁判所にすでに控訴したと明かしている。(c)AFP/Paul BARKER