【8月23日 AFP】イタリア保健省は22日、過去24時間で新たに1071人の新型コロナウイルスの感染者と3人の死亡が確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数が1000人を超えたのは5月12日以来で、5月にロックダウン(都市封鎖)措置が解除された後としては最多を記録した。

 またローマ市当局によると、首都圏では同期間に新たに215人の感染が確認された。感染者数が増えた主な理由は休暇から人が戻ってきていることで、3月にロックダウン措置が取られてから最大の増加幅となった。同市保健当局のアレッシオ・ダマト(Alessio D'Amato)氏によると、感染拡大を食い止めるためローマが事実上の停止状態にあった3月28日の208人を上回った。

 イタリアの1日当たりの新規感染者は、19日に642人、20日に845人、21日に947人とこのところ連続して増えている。(c)AFP