【8月22日 AFP】著名人ら50人が関与した米名門大学への裏口入学問題で、詐欺などの罪を認めていた米女優ロリ・ロックリン(Lori Loughlin)被告が21日、禁錮2月の判決を言い渡された。

 1980〜90年代の米人気ドラマ「フルハウス(FULL HOUSE)」のベッキー役で知られるロックリン被告と夫のファッションデザイナー、モッシモ・ジャヌリ(Mossimo Giannulli)被告は、娘2人を南カリフォルニア大学(USC)に不正に入学させるため、不正入学の首謀者に50万ドル(約5300万円)を支払った。

 ロックリン被告は、ビデオ会議形式で行われた量刑言い渡しに白いブラウスと金のネックレスを着け、厳粛な面持ちで出席。「恐ろしい選択」をしたと涙ながらに謝罪した。

 被告は「私は娘たちを不当に有利にする計画に沿って行動した」と認め、後に自身の行いが「既存の不平等を悪化」させただけだったことに気付いたと述べた。(c)AFP