独高速道路で連続事故、6人負傷 イスラム過激思想に基づく攻撃か
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【8月19日 AFP】(更新、写真追加)ドイツの首都ベルリンの高速道路で18日夜、男が連続事故を起こし、重傷者3人を含む6人が負傷した。検察当局は翌19日、イスラム過激思想に基づく攻撃の可能性があるとの見方を示した。
警察によると、30歳のイラク人とされるこの男は18日午後7時(日本時間19日午前2時)前、高速道路A100で3つの事故を引き起こした後に、自身の車に積んでいる箱に「危険物」が入っていると主張したという。
地元メディアは、男は18日夜に自身の車を降りた際に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだと伝えている。
検察は、男は主にバイクを狙っていたと明かし、「イスラム過激思想に基づく攻撃の可能性も排除できない」と発表。また容疑者の供述からは、「精神の不安定さ」も示されていたとしている。
容疑者は殺人未遂容疑で逮捕された。精神科施設に収容すべきかどうかが検討されるという。(c)AFP