【8月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は77万4832人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2193万6820人の感染が確認され、少なくとも1362万3700人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 17日には世界全体で新たに4233人の死亡と22万645人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの876人。次いでブラジル(684人)、米国(434人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万497人が死亡、543万8325人が感染し、少なくとも186万5580人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万8536人、感染者数は335万9570人。以降はメキシコ(死者5万7023人、感染者52万5733人)、インド(死者5万1797人、感染者270万2742人)、英国(死者4万1369人、感染者31万9197人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(80人)、スペイン(61人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4871人、回復者数は7万9642人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が24万3470人(感染622万5679人)、欧州が21万978人(感染356万2495人)、米国・カナダが17万9562人(感染556万567人)、アジアが8万1738人(感染408万157人)、中東が3万2723人(感染135万2244人)、アフリカが2万5890人(感染112万9613人)、オセアニアが471人(感染2万6072人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP