【8月18日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間17日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は77万429人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2171万9870人の感染が確認され、少なくとも1339万9500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 16日には世界全体で新たに4222人の死亡と22万5457人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの941人。次いでブラジル(620人)、米国(596人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに17万52人が死亡、540万4115人が感染し、少なくとも183万3067人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は10万7852人、感染者数は334万197人。以降はメキシコ(死者5万6757人、感染者52万2162人)、インド(死者5万921人、感染者264万7663人)、英国(死者4万1366人、感染者31万8484人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの86人。次いでペルー(80人)、スペイン(61人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万4849人、回復者数は7万9603人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が24万1679人(感染617万6016人)、欧州が21万592人(感染352万6872人)、米国・カナダが17万9115人(感染552万6154人)、アジアが8万568人(感染401万3085人)、中東が3万2393人(感染133万1036人)、アフリカが2万5628人(感染112万910人)、オセアニアが454人(感染2万5798人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP